どんでん館・からくり展示館
どんでん館
犬山祭で曳かれている巨大な車山を展示
犬山のまちは、1537年に犬山城が築城されて以来、城と城下町がセットになって生き続けている数少ない町の一つです。どんでん館では、犬山祭で曳かれている高さ8mの車山が4輌展示してあります。犬山祭を年中体感していただくために、光と音で祭りの一日を演出しています。
犬山祭の見所に、車山が城下町の辻で豪壮に方向転換する様があります。これを「どんでん」と呼んでおり、この施設の愛称はこの言葉から名付けられております。
どんでん館の見所「町屋造り」
城下町の町割(敷地)は短冊形といって、間口が狭く(約4.5m)奥行きが長い(約40m)形状をしています。どんでん館では、玄関を入るとすぐに和室が あり、その横に土間が奥の方へと続いている造りなっています。これは、城下町の町屋の造りを再現しているためです。 ほとんどが2階建てで造られており、天井は太い梁がむき出しのままとなっています。
施設名称 | どんでん館 |
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所在地 | 犬山市大字犬山字東古券62番地 地図を見る>> |
電 話 | 0568-65-1728 |
交通案内 | 犬山城より南へ800m 名鉄犬山駅または犬山遊園駅下車>徒歩18分(車7分) |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 12/29-31 |
駐車場 | 無 |
入場料 | 大人100円 |
1階展示ホール
展示ホールに一歩踏み込むと、センサーが感知して、「コケコッコー」の音とともに、祭の1日を6分間に短縮した光景が始まります。ここでの見所は実際に祭 で使用される重量感ある「車山」。
4町内の車山が展示してありますが、同じように見えても全て造りが違います。漆塗りで精巧な造作が施してあり、金箔のはってあるのはかなり見応えがあるはずです。
車山に付けられている幕には金糸の刺繍が施してあり、何百万円というお金がかかっています。祭の1日の 終盤には、夕焼けのあと提灯の付いた車山に灯りが点ります。夜に曳かれる車山には1両365個を超える提灯が付けられ、幻想的な時代絵巻が展開されます。
13両揃うと見事な風景となります。 ここでは壁に張られた写真でその様子を味わって下さい。
2階展示ホール
ここでは、「城下町を彩るからくりの車山」「犬山祭車山からくり人形」「犬山祭」「ふるさとの想い出 ~写真に見る犬山」といったタイトルの映像のほか、 犬山の歴史をご覧いただくことができます。
また、祭で子供が着る「金襦袢(きんじゅばん)」などが展示してあります。これは、1着300-400万円もするとても豪華な衣装です。以前は町内に男の子が産まれると、お母さんの実家からこの金襦袢が贈られました。近郷では「車山のある町内には嫁にやるな」とよく言われたものですが、最近では少なくなったようです。
※企画展示のため、展示品が変更となることがあります。
2階交流ホール
通路に、江戸時代の祭を立体的に現した「立版古(たてばんこ)」という動く模型が展示してあります。車山の模型や人形、家並みは全て紙でできています。セ ンサーで人をキャッチすると、自動的に音がでて、車山や人形が動くようになっています。
奥には実際に使用している「からくり」が展示してあり、各方面で要望があったときに持ち出して、有志で上演されています。
ホールの壁には、犬山のまちづくり関係で活動している団体の紹介や活動報告などを展示しています。
ホールの奥にある「活動室」にて、市民活動の支援を行っています。
からくり展示館
IMASEN 犬山からくりミュージアム 玉屋庄兵衛工房(犬山市文化史料館南館)
座敷からくりや犬山祭の山車からくりを展示しています。
九代玉屋庄兵衛によるからくり人形制作公開
毎週金曜・土曜 午前10時~午後4時
からくり人形の操作実演
毎週月曜~金曜 午前10時30分と午後2時からの1日2回
毎週土曜・日曜・祝日 午前10時30分と午前11時30分と午後1時30分と午後2時30分と午後3時30分からの1日5回
施設名称 | IMASEN 犬山からくりミュージアム 玉屋庄兵衛工房 | 所在地 | 犬山市大字犬山字北古券8 地図を見る>> |
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電 話 | 0568-61-3932 | 交通案内 | 犬山城より南へ100m 名鉄犬山駅または犬山遊園駅下車>徒歩15分・車3分 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) | 休館日 | 12/29-31 |
駐車場 | 有 | 入場料 | 大人300円 中学生以下無料 団体(30名以上)240円 |